ICL(アイシーエル)が優れている理由
良好な手術成績
ICL(アイシーエル)を受けられた方の98.1%が両眼1.0以上に視力回復されています。
(参照元:第116回日本眼科学会総会、資料「レンズでおこなう屈折矯正」)
長期的に視力が安定
レーシックの場合、数か月後に近視が戻ってきてしまうことがあり、度数が強い方ほどその傾向が強くありました。ICLは近視が戻ることは少なく、回復した視力を持続させることができます。
(参照元:第116回日本眼科学会総会、資料「レンズでおこなう屈折矯正」)
あざやかな見え方
レーシックのように角膜の形状を変える視力矯正方法の場合、手術後の角膜にわずかなゆがみが発生し見え方の質を低下させることがあります。ICLは角膜の形を変えずに視力を矯正するため、コントラスト感度など見え方の質を下げることがなく、クリアな視界を実現します。
ドライアイやハロー・グレアの出現が少ない
レーシックの場合、フラップを作成することにより知覚神経が切断され、一時的にドライアイが生じやすくなります。ICLはフラップを作成しないため、ドライアイの出現が少なく、また、角膜を削らないため、ハロー・グレア(光のにじみ)の発生を抑えることができます。
最強度近視にも対応可能
レーシックのように角膜の厚みに適応が左右されないため、レーシックを受けるのが難しいと判断された強度近視の方や角膜が薄い方でも受けることができます。
元の状態に戻すことができる
レンズは交換の必要なく永久的に挿入しておけますが、万が一、見え方に満足できない場合などは、レンズを取り出して元の状態に戻すことが可能です。
ICL(アイシーエル)ってこんな手術! ~レーシックと変わらない手軽さ~
手術時間が短い
手術時間は両眼で10分~20分程度で、レーシックの手術時間と大きな差はありません。点眼麻酔で痛みなし
麻酔をするので手術中に痛みを感じることはありません。点眼タイプの麻酔を使用するので、麻酔による痛みもありません。手術直後から視力回復を実感できる
視力回復が非常に早いので手術直後(レンズ挿入直後)から視力回復を実感できます。通常、手術後はお一人でご帰宅いただけるレベルまで視力が回復しています。入院の必要なく、日常生活への負担が少ない
手術後は入院の必要がありません。また、手術後の生活制限もレーシックとほとんど変わらず、シャワー(目に水が入らないように肩から下のみ)は手術当日から、仕事は翌々日から可能です。ICL(アイシーエル)が安心できる理由
厚生労働省に認可されている
ICLはその有効性と安全性が認められ、2010年2月に厚生労働省に認可されました。世界においては1997年に欧州でCEマークを取得後、カナダ(2001年)韓国(2002年)アメリカ(2005年)中国(2006年)など世界約70カ国で承認・認可されています。症例数が飛躍的にのびている
症例実績は60万症例以上、その数は世界でも日本でも伸び続けています。
世界において圧倒的なシェア
有水晶体眼内レンズには、ICLのほかに前房型と隅角支持型がありますが、その中でもICLは圧倒的シェアを誇ります。
ICL(アイシーエル)の歴史
日本で認可されたのは2010年のことですが、ICL自体の歴史は20年以上と長く、その始まりは1986年にさかのぼります。日本でもICLの有効性と安全性が認められ、高度管理医療機器「有水晶体後房レンズ」として、2010年2月に厚生労働省に認可されました。2014年には、日本で開発されたホールICL(穴あきICL)が認可されました。また、2016年には「EVO+」(光学部拡大モデル)が承認され、よりハローやグレアの低減が期待できます。